海外では、いくつになってもラブラブな夫婦を見ることはあっても日本では手をつないだりキスをしているラブラブな夫婦ってすごく少ないイメージはありませんか？もちろん国民性や性に対する考え方、愛情表現の違いはあると思います。
今回、50代男性の報告者が長年連れ添った奥様とのセックスレスまでの経緯や、セックスレスを解消した方法を具体的に報告してくれています。日本で50代のセックスレス夫婦は非常に多くいますが、薬を使った方法も一つの解決案としてぜひ試してみてはいかがでしょうか？
彼女との出会い
妻と出会ったのは僕が２２歳、彼女が１８歳の頃だ。僕は隣町の大きな工場に勤めた、そこに彼女もいた。女性が大変多い職場で、新会社だったので、新卒の若い女性が２０名ほどいた。若い男性は僕を含めて３人しかおらず、高校のころ全く持てなかった僕も結構モテた。
まさにモテキだった。学生時代は地味で変わり者扱いされていた僕だが、社会では個性的な男性として魅力があったのだろうと、自分で分析していた。何人かの女性と付き合いセックスもした。自分にも自信が付き、飲みに行き一夜だけの相手もいた。
そんなころ妻になる彼女と出会った。
部署は違うのだが、業務上、彼女が窓口だったため、一日何度か顔を合わした。背の小さな娘で１４５センチもなかった。長身の僕は背の小さな彼女に魅力を感じた。彼女は外見は真面目で大人しいな印象だが、僕の前だけでは、社内でも大きな声で笑った。あきらかに僕に好意があるのはバレバレな雰囲気だった。
ある金曜日、彼女に声をかけて見た。「明日暇？用事ある？」彼女は業務以外の話はほとんど話したことがなかったが、びっくりしてもじもじしながら「うん」とだけ答えた。翌日、初めてのデートをした。僕はかわいいなーとは思ったが、付き合うまではないか？と思っていた。何度かデートをすると素朴な彼女にひかれていった。これという、モノはないんだけど、なんとなく心地が良かった。
僕の家で初めてのセックスをした。彼女は下向いて「初めて」といったが目を合わさない。まぁ、嘘だろうと思ったが、僕はそれ以上こだわらなかった。彼女とは僕の自宅にに来るたびセックスをした。他の女性と比べて体の相性がいいのか、イキやすかった。ほぼ毎週に近いペースだった。
初めての浮気
それから１年後籍をいれた。毎日のようにセックスをしていた。いつも彼女は受け身だったが、それでも性欲がありベッドの中で僕が攻めると「私もしてほしい」と言葉のアピールもあった。ラブホテルにもいったり、AVを一緒に見ることもあった。玩具にも興味を持ちいろいろなセックスライフを堪能した。特に僕が喜びそうな下着を身に着けてくれた。妻とのセックスは毎晩が楽しみだった。それから数年後、回数は多少減っても満足できたセックスだった。
ある日、職場関係の飲み会があった。そのころの職場は妻と出会った会社ではなく、別の会社だった。そこである女性に出会った。彼女とは仕事でたまに顔を合わす程度だったが、飲み会で初めて仕事以外の話をして意気投合してしまった。僕より５歳上の大人の女性だった。彼女とのほろ酔いのセックスとは妻とは異次元だった。一言「上手」だった。過激なAVのようなテクニックで僕は防戦一方だ。彼女は本能のみのセックスだ。妻のようなモジモジはなく僕と自分の快楽を楽しむ。彼女のセックスは最高だった。その後彼女と数回、セックスをした。彼女は転勤のため僕の前からあっさりと姿を消した。ただのスポーツの対戦相手だったんだろう。僕の存在は。
セックスレスに向かう
その後、僕は妻との間に子供も生まれた。妻とのセックスもあったが、明らかに前とは違う。快楽のセックスを経験してしまうと、妻とのセックスは物足りなくなっていた。かゆいところに手の届かないセックス。まさしく、ツボが的を外れていた。
だんだん、妻とのセックスにイライラして僕もしてほしい事の意思表示をするが、妻の的はすべて外れていた。もう下手くそとしか思えなくなってしまった。妻のことは嫌いではないが、まったく妻のセックスのテクニックが向上しない。その後もやはり男なのでセックスをしないとさらにイライラがたまる。妻も僕の雰囲気を察したのか、だんだんと断る回数も増えてきた。そのことがまた、僕もいらいらの原因だった。ある日妻に言われた、「あなた、それしかないの？休みといえばそればっかり…」この一言で僕はED気味になってしまった。
やろうと思っても、途中で萎えてしまう。妻は毎回、ため息をつく。妻は「出すだけでいい？」と手で無理やり出そうとする。もうセックスは無理だった。僕が４０歳のころだ。妻とのセックスは無理でも、風俗や浮気のセックスは可能だった。昔の浮気した女性のように、ひとそれぞれ違うがテクニックを持ち楽しめた。うちの妻が下手くそなのを痛感した。
セックスはなかったが、仲は悪くはない。お互いセックスの話題を避けていた。セックスの話をするとケンカになるのはわかっていた。その頃は寝室も別になりもう一生妻とは、セックスはすることないだろうと思っていた。風俗や浮気も減っていった。仕事のストレスにより、他の女性ともED気味になってしまった。そんな感じで４５歳が過ぎた。
薬の力
プライベートで僕は野球をやっていた。ある日、試合中ボールを股間に激突し痛みが治まらず泌尿器科に行った。打撲はたいしたことはなかった。こんな機会はないと、僕はついでにED気味なことを相談してみた。医師は気さくな男性で僕にバイアグラを処方した。その日の夜、妻に正直に薬をもらった話をしてみた。妻は薬には興味をもったらしい。股間の痛みが治まったころ、初めてバイアグラを飲んでみた。妻も好奇心なのか効果に興味を持った。その妻の意識に僕もうれしかったのか、薬の副作用なのか、久しぶりの完全な硬直だった。数年ぶりに妻とセックスをした。相変わらずの受け身だが、硬直には凄いと反応してくれる。そうして１０年近く続いたセックスレスは改善した。
熟年セックスレス夫婦の方へ
たまたま野球の試合で泌尿器科を受診したことで、薬の力でセックスレスが解消した。もし、男性機能が原因でセックスレスになった方がいるのなら、思い切って薬の力を借りて見たらと思う。少々、病院に行くのは抵抗があるかもしれないが、今は専門のクリニックもある。本当に、１０代の頃のような元気をが取り戻すことが出来るとは夢にも思わなかった。とりあえず、５０歳を過ぎたが妻とは月１～２のセックスをしている。
