出会った頃はどんなに燃え上がるような恋愛をしていても、付き合いが長くなってきたり結婚して一緒にいる時間が増えると、どうしてもマンネリ化してしまいますよね。今回セックスレス体験談をまとめてくれたのは30代男性。男性目線でのセックスレスを改善までの道のりを見ていきましょう。
妻との出会いは仕事のミスがきっかけ
妻と出会ったのは当時私が27歳の時です。4月に新入社員として入社し、私が担当している部署に配属されました。
数か月間は特に接点もなくただの新入社員という感じでした。10月になり、妻が担当する案件でミスが発覚しました。
私は担当ではありませんでしたが、少し手を回せば何とかなりそうなミスだったのですぐに修正案として提出しました。
妻からするとあまり知らない他部署の人間がいきなり助けてくれたという感覚だったと思います。
そんなこともあって、案件が無事完了したときに妻の上司が慰労会に誘ってくれて初めて妻としっかりと話しました。
慰労会で連絡先を交換した後、二人ともお酒が好きだということで飲み友達のように二人で飲みに行く機会が増えました。そのような付き合いを続けているうちに付き合うことになりました。
結婚後すぐにセックスレスに
付き合ってから分かったのですが、妻は私と付き合うまで男性と付き合った経験はなく、セックスの経験もありませんでした。
そんな妻でしたが、付き合って2か月も経つと徐々に慣れてきたのか週に1回は私の家に泊まりに来るようになり、泊まったら必ずと言っていいほどお互いを求め合っていました。
そんな付き合いが2年ほど続き、ついに結婚をすることになりました。
同時に妻はコンサルティング会社に転職し、公私ともに新しい世界へ踏み込みました。結婚直後は新婚という意識が高く、ラブラブな雰囲気も続いていました。
週に2日・3日セックスをすることも珍しくありませんでした。
しかし結婚半年ほど経つと、ずっと一緒に生活をしていることもあり徐々にセックスの回数は減っていきました。大体2週間に1回程度に減ってしまった時に妻を求めようとすると一言「平日は仕事で疲れているから」と言われてしまいました。
ショックを受けた私はこのことをきっかけに寝室を分けるようになってしまいました。
そんなこともあってなかなか自分で誘いにくくなってしまい、気づけば結婚半年後から一年の記念日まで全くセックスをしないという状態に陥ってしまっていました。
セックスレス解消に向け休日は同じ寝室で。
自分自身まだまだ性欲もありましたし、これではいけないと思いセックスレス改善に向けて動くことにしました。
と言っても、いきなりセックスを求めることはせず、まずは休日に同じベッドで寝るように提案をしました。
そうすることで自然と触れ合うことができ、セックスをしないまでもハグをしたり手をつないだりと二人でくっついている時間が増えました。
また、妻は実体験が少ないだけでなく知識としても性について知らなかったので、妻がよりセックスを良いと思ってもらえるように色々試してみようという提案をしました。
オンとオフを分けて私生活を楽しんでいます
セックスレスが始まった結婚半年は半年に一度のセックスしかしないレス状態でしたが、3年目を迎えた今は月に一度はセックスをするように改善しました。
お互いフルタイムで働いているので平日は仕事と休息をちゃんと取るようにして、週末と休日は一緒に寝てセックスしたり、ただくっついて寝たりしてオンとオフをしっかりと分けるようにしています。
また、前戯からの一連の流れに変化をつけたり、家の中の場所や体位を少し変えながらセックスしたりすることでマンネリになることを防いでいます。
当日はそんな元気はないので、後日アリだったかナシだったかをヒアリングしています。
お互いが嫌な思いをすることないように少しだけ気を遣いながら性生活を送っています。
一人で悩んでいても始まらない
若いうちは自分がセックスしたい欲が強く、一度断られただけでもすごくショックを受けてしまうものです。
しかしセックスは二人だからこそできるものです。
嫌なタイミングもあるだろうし、したいタイミングもあると思います。
もし自分が断る側の場合、嫌な時は私の妻のように平日はダメ、休日ならOK、というように提案型の断り方が良いと思います。
(私は自分のことばかりで、その時はこの言葉がどれだけやさしい言葉か気付けませんでしたが)
お互いがどんなタイミングでしたい、などセックスについてお互いの考えを共有しておくことはセックスレスにならないためにはとても大切なことだと思います。
セックスについて話がしやすいラブラブなうちにしっかりと共有しておくことをオススメします。
皆さんもぜひお互いの気持ちを大切にしながらセックスができるようになれるといいですね。